科学者、旅に出る

人は皆 今まで知らなかった事を知りたい。

お家でプチ海外旅行気分-リトアニアの伝統料理は濃厚×酸味-

こんにちは。イツキです。

先日、同じ研究所で働いている

リトアニア出身の方とランチに行ってきました。

「日本は料理が豊富で面白い」という彼に、

リトアニアの伝統料理を教えてもらいました。

 

その名も『ツェペリナイ』!!!

 

名前だけだと何が何だかさっぱりですね笑

Googleで検索すると白っぽい画像が出てきますが、

彼が言うには紫色が現地風とのこと。



規制が緩んできたとはいえ

リトアニアってなかなか行くことがないですよね。

そこで今回はリトアニアってどんな国なのか紹介していきます。

 

最後には『ツェペリナイ』のレシピも載せているので、

お家で作ってみるのもおすすめです。



出展:https://tripnote.jp/m/lithuania/how-to-cook-didzkukuliai

 

 

 

まるでローマ!旧市街地を残すリトアニア



ロシアに程近いバルト三国の一つである

リトアニア共和国は北海道の約8割という広さです。

 

首都はビリニュスリトアニア語を公用語としています。

 

ビリニュスは、ヨーロッパの中でも

旧市街が最大級の規模で残っています。

旧市街地の街並みはまるで中世ローマに戻ったかのような雰囲気です。

 

他にも博物館や美術館が多く存在し、

芸術が好きな方には嬉しいスポットです。

 

参考:在リトアニア日本国大使館

https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/nichi_lt_kankei.html





実は日本とも縁が深い

日本から約8,000km以上離れたリトアニア共和国ですが、

実はある日本人と深い関係があります。

 

その人物とは、杉原千畝(すぎはらちうね)氏です。

 

第二次世界大戦中、在リトアニア日本国大使館の外交官として

リトアニアに滞在していた杉原氏の元にポーランドから

大勢のユダヤ人がやってきます。

彼らが求めていたのは、迫害から逃れるために

国外脱出用の「ビザ」でした。

 

人道に背けないと杉原氏の決断で発行された

命のビザ」と呼ばれるこのビザは

1ヶ月で2,139通にもなります。

 

当時、連盟を組んでいたドイツ軍の動きに背くこの決断には

僕たちが想像できないほどの勇気が必要だったことでしょう。

 

 

www.sugihara-museum.jp




リトアニア人に聞いた現地の伝統料理『ツェペリナイ』を味わおう



ちょっと暗い話もしましたが、今は国同士で良い関係が築けています。

例えば、リトアニアの技術力は高く、日本にも多くの技術者がやってきています。

 

その彼らがお薦めするのが『ツェペリナイ』と言う伝統料理です。

実は現地人も作るのが難しいとか笑

それでも「たまに食べたくなるんだよね」と言う

リトアニア共和国の味です。

 

じゃがいもと挽肉をメインとしたツェペリナイは

濃厚なデミグラスソースに

酸味のあるサワーソースといった組み合わせです

日本ではなかなか見ない組み合わせですね。

 

サワークリーム主体の白いソースもあるそうですが

デーツを加えた紫色のソースが現地風とのことでした。

 

日本で食べようと思って

リトアニア料理 レストラン 日本」で調べたら

出てきたのは6件!!!

 

 

そんな馬鹿な・・・。



これは自分で作るしかないですね。

シンプルにアレンジされているレシピを見つけたので、

まずはこのレシピから試してみましょう。

 

レシピURL:https://www.bras-de-chef.com/recipes/ツェペリナイ【リトアニア】/

www.bras-de-chef.com




まとめ



日本から遠く離れたリトアニア共和国

日本との意外なつながりや

ヨーロッパ屈指の観光地としての一面を持つ

面白い国ですね。

 

僕が一緒に仕事をしているリトアニア人の彼は

誠実でとても真面目です。

そんなところも日本人と合うのかもしれませんね。

 

一方で日本にはない

濃厚×酸味の斬新な組み合わせの

『ツェペリナイ』

 

知れば知るほど色んな一面が見えてきます。

 

まだまだ海外旅行へのハードルはありますが

まずは国内で、

海外旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。